移住におすすめの街

沖縄県で移住者が多い地域はどこ?ランキングにして解説!

沖縄県 移住者 多い地域

観光地として人気の沖縄県。魅力的な海や雰囲気に憧れ、年々移住者が増えています。ですが移住した人は、沖縄県のどの地域へ移住を決めたのでしょうか。

今回は沖縄県の移住者が多い地域ランキング形式でまとめてみました。買い物スポットや家賃、求人情報などの詳しい内容も記載しています。

この記事を読むことで、利便性の高い地域や自然が多い地域等、移住には必要不可欠な情報を掴むことができますよ。

沖縄県の移住者が多い地域ランキング TOP15

沖縄県 移住者が多い地域 ランキング沖縄県の移住者が多い地域をランキングにしてまとめました。

移住者のリアルな声も拾い上げていますので、ぜひ参考にしてください。

15位 読谷村

読谷村15位は読谷村です。令和元年から令和6年9月までの移住者は1,678人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 自然を感じられる場所でいい
  • 子育てしやすい
  • 病院やスーパーが多い

等があげられました。

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  844人
令和2年1月~12月  710人
令和3年1月~12月 639人
令和4年1月~12月 831人
令和5年1月~12月  834人
令和6年1月~11月  710人
令和元年~令和6年9月時点の移住者の合計 1,678人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

読谷村は那覇空港まで約30キロ車で50分ほどの距離にあります。自然と利便性が備わっている読谷村は観光地で有名な「残波岬」や世界遺産の「座間味城跡」があります。シーズン時は特に多くの観光客が訪れますよ。

(読谷村 残波岬)

(読谷村 座間味城跡)

令和6年9月時点で、読谷村の人口は42,234人に上ります。特に人口が多いのは楚辺(4,217人)、座喜味(3,684人)です。
楚辺はクラガーというアメリカ軍の通信施設がある場所です。楚辺の半分はクラガーですが、県道6号線が通っており車で行き来できるほか、役場まで約3キロ程なので生活しやすい場所といえます。

座喜味は役場から約1キロほどの距離で、近隣にはマックスバリュなどの買い物スポットもあります。楚辺よりも利便性はいいですが、世界遺産である座喜味城跡に観光客が足を運んでおり、ややにぎやかに感じるかもしれません。

読谷村の年齢層は以下の通りです。
出典:統計メモ帳

表から読み取れるように年齢層は幅広く、75歳以上から徐々に減少傾向ですね。

読谷村は大きい地域ではありませんが、コンパクトな地域にしては買い物スポットや病院は多い印象。下記の図より確認していきましょう。
地図からわかる通り、買い物スポットと病院がほぼ同じ件数であることがわかりますね。村と言いつつも利便性が優れています。

主にマックスバリュやタウンプラザかねひでを利用する人が多いですね。

読谷村に総合病院はありませんが、嘉手納町にもすぐアクセスができる為、緊急時は車があれば問題ないでしょう。

読谷村の賃貸物件は、古堅や渡具知付近、長浜付近はやや高い印象ですが、全体的には1LDKが4万前後、3LDKで15万前後といったところです。
出典:うちなーらいふ

分譲住宅はマンションで4,000万~6,000万、一戸建ては2,000万~2億5,000万で販売されています。圧倒的に一戸建ての方が多く広い敷地を使った別荘気分で味わう人も多いようです。

出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

移住後に就職を考えている人もいると思いますが、読谷村は調べた時点で以下のような仕事が紹介されています。

  • 観光業
  • エステシャン
  • ウエディングスタッフ
  • 事務
  • 医療関係

基本的には職業に偏りはありません。未経験者歓迎と記している会社もあるので、移住後の就活は広い視野を持てば問題ないでしょう。

14位 八重瀬町

第14位は八重瀬町です。令和元年~令和6年9月までの移住者は2,252人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 市外へ出やすい
  • 都会すぎない雰囲気がいい
  • 物件が安い

等があげられました。

移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  411人
令和2年1月~12月  358人
令和3年1月~12月 328人
令和4年1月~12月 368人
令和5年1月~12月  422人
令和6年1月~9月  365人
令和元年~令和6年9月時点の移住者の合計 2,252人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

八重瀬町は沖縄本島の南部に位置し、那覇空港まで車で約30分、およそ15キロの位置にあります。隣接している市町村は糸満市・南城市・豊見城市・南風原町となります。

八重瀬町南部にある玻名城ビーチは浅瀬が多く子供を持つ家族層に人気ですね。天然の水族館と呼ばれるだけあり、魚が多くみられます。(玻名城ビーチ)

八重瀬町の人口は令和6年10月時点で33,186人。八重瀬町は年々人口が増加傾向にあります。

移住理由としては商業施設や住宅街の建築が進んでいるほか、程よい自然が残っている状態のため、比較的静かに過ごすことできると考えられます。

八重瀬町の現在の年齢層や地域別の詳しい詳細は下記の通りです。
出典:八重瀬町

出典:GD Freak

八重瀬町には幅広い年齢層の方が住んでおりその中でも、人口が多いのは東風平(6,592人)、屋宜原(2,083人)、伊覇(3,175人)になります。
3つ地域はいずれも八重瀬町北部にあり、那覇空港自動車道の南風原南インターが近いことや買い物スポット、病院が多いなど、利便性がいいといえますね。

(南風原南インター付近)

(国道507号線)

買い物スポットや病院は下記の図のように八重瀬町北部に集中しています。
北部は多く賑わいがある地域ですが、南部は北部より農作地が多く見られ、ゆったりした雰囲気が感じられる地域です。
(ローソン 南部工業高校前店付近)

利便性を最重視して考えるなら北部に移住することがおすすめですが、国道507号線を利用することで八重瀬町の北部から南部まで30分程度で移動することができます。

買い物スポットは病院は八重瀬町北部のほうが多いので、緊急時にはやや時間を要しますが自然と隣り合わせで生活できる場です。

賃貸物件を調べたところ、八重瀬町の伊覇や東風平は全体から見ると高い印象。他地域は、1LDKで5万前後、3LDKは7万前後です。
出典:グーホーム

地域によって差はありますが、一人暮らしや家族連れでも問題ないでしょう。

分譲物件はマンションで2,600万~3,500万、一戸建てで1,500万~1億9,300万で販売されています。八重瀬町はマンションより一戸建ての方が多い傾向です。

出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

新築一戸建てでも場所によって3LDKで2000万程で購入できる物件もあります。中古物件もありますが新築物件が多い印象です。

八重瀬町は求人は以下の通りです。

  • 飲食店
  • セラピスト
  • 医療関係
  • 事務
  • 現場作業員

仕事の種類は幅広いため、転職は問題ないといえます。沖縄県は観光地として有名ですが、八重瀬町の観光地は比較的少なく、観光業は少ない印象です。

海岸沿いにはホテルもあるので、沖縄を感じながら仕事に取り組みたい人は場所を選ぶことが大事でしょう。

13位 南風原町

第13位は南風原町です。令和元年~令和6年までに移住した人数は2,687人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 都心へアクセスしやすい
  • 子育てに適している
  • 交通整理がしっかりされている

等があげられました。

移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  441人
令和2年1月~12月  495人
令和3年1月~12月 420人
令和4年1月~12月 453人
令和5年1月~12月  460人
令和6年1月~11月  418人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 2,687人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

南風原町は沖縄本島の南部に位置し、那覇空港まで車で約20分、およそ10キロの位置にあります。隣接している市は那覇市、南城市、八重瀬町、豊見城市などがあげられます。

南風原町はかぼちゃやマンゴーの生産も有名ですが、ヘチマの生産が日本一です。代表する観光地は「沖縄陸軍病院南風原壕軍20号」ですね。戦争の生々しい傷跡を紹介する博物館です。

全国で初めて戦争遺跡として文化財に指定されたこともあり、多くの人が立ち寄っています。

(沖縄陸軍病院 南風原壕群20号)

南風原町は子供の出生率が2024年4月時点で、全国で6位にランクインしており沖縄県の中でも上位に位置します。

理由としては全国で問題視されている待機児童を0にするなど、子育て世代の味方といえるような対策が施されています。また利便性がよく車は必須になりますが、大きな不便がないという声も。

通勤においても、買い物においても、不便なところはあまりありません。高速道路も近いため、非常に助かっています。
引用:スモッカ

 

南風原町の詳しい地域別人口と、年齢層は下記の通りです。
出典:南風原町

出典:GD Freak!

令和6年10月現在で、南風原町の総人口は41,234人。移住制度はありませんが、移住者の数は年々増加傾向にあります。特に人口が多いのは、津賀山(10,895人)、宮平(7,480人)、兼城(5,759人)になります。
3つの地域は近場で宮平、兼城は隣り合わせの地域です。

南風原町は地域全体的に幅広い年代が住んでいます。一番多いのは40代ですね。子育てをしている世代でもあり、多くの子供の人数が確認されていますよ。

宮平、兼城は県道82号線に面しており、交通量は非常に多いです。イオン南風原町店があることや、飲食店も多くあることから家族層も多い地域ですね。

(イオン南風原町店)

(県道82号線 ニトリ南風原町付近)

南風原町の買い物スポットや病院は以下の通りです。

買い物スポットや病院は道路沿いに面している箇所が多い印象。車は必須といえます。

交通手段はバスかタクシーになりますが、バス停は主に県道82号線沿い、または国道507号線沿いにあります。南風原町の大名や神里などにはバス停がありません。

また南風原町の南部は北部や中心部に比べ、病院や買い物スポットなどが少なく、地域全体敵に落ち着いた雰囲気があります。

(南風原町山川 山川大橋周辺)

国道507号線があるので交通量もありますが、店舗の数や人口が少ないので静かな場所が多いですね。

南風原町の賃貸物件は荒川、津嘉山は賃料が高い印象ですが、他地域は平均で1LDKが5万前後、3LDKは7万前後です。

出典:グーホーム

分譲住宅はマンションで3,000万~4,380万、一戸建てで2,000万~9,800万で販売されています。マンションや一戸建ての検索ヒット数は他地域よりやや少なく、一戸建ての方が多く売られています。出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

先ほども触れたように南風原町の南部は比較的静かな印象ですが、北部までは約5キロほど。賃貸も北部に比べ南部は安い傾向にあります。移動が苦でなければ、南部が移住先でも問題ないでしょう。

南風原町の職種は以下の通りです。

  • 保育士
  • 介護士
  • 接客業
  • 営業
  • 工事現場監督

職種の幅は広いですが、福祉関係の仕事が特に多いです。介護施設、保育園ともに20箇所以上あり、特に保育園は待機児童を0にする取り組みが実施されているため、求人が増えていますね。

12位 南城市

第12位は南城市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は3,902人。

実際に移住した人の声はこちらです。

  • 静かな場所でゆっくりできる
  • 家賃が安い
  • 地域活性化が進んでいる

等があげられました。

詳しい移住先は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  702人
令和2年1月~12月  670人
令和3年1月~12月 606人
令和4年1月~12月 690人
令和5年1月~12月  648人
令和6年1月~9月  587人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 3,903人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

南城市は沖縄県南部に位置しており、那覇空港まで約18キロ、車で30分ほどの距離にあります。

唯一警察署や高校がない地域で、地形がハート形の形をしているなど、特徴的な南城市。農業と水産業が発展しており、山と海の2つの自然を感じることができます。

自然や歴史的な土地が多く、斎場御嶽は観光地として有名ですね。
(斎場御嶽)

(カンガラーの谷)

令和6年10月時点で40,759人。南城市の人口の年齢層は以下の通りです。

 

出典:南城市

図でわかるように幅広い年代が住んでいますが、70歳以上の方が他地域に比べ多い傾向にあります。サ高住や老人ホームが増えているという点もありますが、都会から離れ自然を感じながら生活できる環境は、高齢者の方も住みやすいと言えるでしょう。

一番は、地元の人たちが優しくてストレスを感じないこと。都会では人となるべく関わらないように過ごすことが多かったけれど、ここでは色んな人が気軽に話しかけてくれるので、馴染みやすい環境も素敵だなと思いました。
引用:らしいね南城市

南城市で人口が多い地域は、玉城地区では船越(1283人)、佐敷地区では津波古(3,033人)があげられます。
船越は南城大城インターが近くにあり、津波古はスーパーも多くどちらの地域も利便性が高いと言えますね。

これを踏まえ、南城市の全体的な買い物スポットと病院の位置を見ていきましょう。
上記でも触れましたが、佐敷周辺は買い物スポットが多いのに加え、病院数も確認できますね。南城佐敷・玉城インターも近く、2024年8月に初上陸したコストコ南城倉庫店も車で行ける距離です。この地域は家族層や若い世代の方にもおすすめですね。

南城市が求人を出している主な職種は以下の通りです。

  • 大型バスの運転手
  • 観光業(ガイドスタッフ、ホテルマン等)
  • 福祉関係
  • 工事現場
  • 事務

観光客が増加傾向にある南城市は、観光業の求人も増えている印象です。ですが、現場仕事や事務関係等幅広い職種を募集しているので、転職時も困ることはないでしょう。

南城市の賃貸物件は奥武島内の物件は高い傾向にありますが、平均的に1LDKで6万前後、3LDKで8万前後です。中には一戸建てタイプの貸家もあります。
出典:グーホーム

分譲物件はマンションは600万~1,500万前後、一戸建ては2,000万~4億5000万で販売されています。ほぼ一戸建てが販売されており、マンションが非常に少ないです。

出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

都会すぎず田舎過ぎないというポイントや、買い物スポットの利便性がいいことなどから、今後も移住者は増えていく可能性が高いです。

11位 西原町

11位は西原町です。令和元年から令和6年9月までの移住者は4,498人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 那覇市や南風原町へ行きやすい
  • 買い物スポットが多い
  • 自然を感じられる

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  806人
令和2年1月~12月  596人
令和3年1月~12月 580人
令和4年1月~12月 894人
令和5年1月~12月  877人
令和6年1月~11月  745人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 4,498人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

沖縄本島の中部に位置する西原町。那覇空港まで約15キロ、車で25分ほどの距離にあります。

西原町は黒糖で栄えた地域であり、沖縄県内でも有数のサトウキビの産地です。観光地としてはクリード西原マリンパークは海岸沿いの大きな公園で、マリンスポーツやバーベキューを楽しむ人の姿が見かけられますよ。

(西原町 クリード西原マリンパーク)

また国指定史跡に認定されている「内間御殿」周辺は時期になると色とりどりのコスモスを咲かせます。カメラを持ち撮影をする人も多いですね。(西原町 内間御殿)

令和6年10月時点で35,721人。西原町で人口が多い地域は、上原(4,187人)扇長(3,393人)、棚原(2,771人)があげられます。
3地域とも西原町中央から北部に位置し、西原インターが近いことや、買い物スポットも近いことから利便性がいいと言えます。

逆に人口が少ない地域は嘉手仮に人口が少ない地域は嘉手苅や、徳佐田があげられます。

続いて西原町の年齢層を見ていきましょう。
出典:
GD Freak!

年齢層は75歳から急激に人口が減少傾向ですが、20歳〜24歳までの世代が一番多いです。40代から50代も多いですが、60歳以上で移住する人も多いです。

次に西原町の買い物スポットや病院の位置を確認していきましょう。
西原町全体に、スーパーや買い物スポットが点在しています。国道331号線沿いにも数か所あるため、仕事帰り等で寄ることができるでしょう。

西原町の賃貸物件は小那覇や上原付近は家賃が高い印象です。他地域は平均で1LDKで5万前後、3LDKで7万前後です。
出典:グーホーム

調べた時点ですが、検索数の半数が1Kの空き物件を紹介しており一人暮らし用向けの物件が多くみられています。

分譲物件はマンションが2,700万~4,500万、一戸建ては1,200万~2億5000万で販売されています。
出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

西原町の仕事は以下の職種があります。

  • 事務員
  • 観光業(ホテルスタッフ、ガイド)
  • 現場作業員
  • 福祉関係
  • レジ打ち

募集している職種は幅広く未経験者歓迎と記載が多いです。転職時も困ることはないでしょう。

10位 北谷町

10位は北谷町です。令和元年から令和6年9月までの県外からの移住者は4,509人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 異国文化が味わえる
  • 買い物スポットが豊富
  • 若者が多い

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  758人
令和2年1月~12月  666人
令和3年1月~12月 708人
令和4年1月~12月 820人
令和5年1月~12月  885人
令和6年1月~11月  672人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 4,509人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

沖縄中頭郡に位置する北谷町。那覇空港まで約20キロ、車で30分ほどの距離にあります。

北谷町はアラハビーチや美浜アメリカンビレッジ等が有名ですね。他の観光地を含めると年間1000万人の観光客が訪れると言われています。

(北谷町 アラハビーチ)

(北谷町 美浜タウンリゾート・アメリカンビレッジ)

外国人が多くみられる地域でもあり、国際性が高くアメリカンな雰囲気を感じられる場所です。

令和6年10月時点で北谷町の人口は28,584人。地域別の人口と年齢層を詳しく見ていきます。

出典:北谷町

北谷町で人口が多いのは、美浜区(3,449人)、宮城区(3,691人)、上勢区(3,985人)です。美浜区と宮城区は海岸沿いに面しており、上勢区は北谷町北部に位置します。
北谷町は人口密度が高いので、人が少ない場所というのがあまりありません。唯一北玉周辺はやや人口が少ない傾向ですね。

出典:GD Freak!

年齢層は他地域よりも高齢者が多い傾向にあります。しかし過疎化している地域ではなく賑わいを常に感じる為、海が近いことや様々な刺激が多いことから高齢の方でも住みやすいと考えます。

人口密度が多い北谷町ですが、買い物スポットや病院の数はどうでしょうか。下記の図で確認していきましょう。
買い物スポット、病院は比較的多いですね。特にイオン北谷店には連日多くの人が来場しています。車は必須となりますが、他にサンエー等のスーパーもありますので買い物に関しては不便はないでしょう。

北谷町の賃貸物件ですが、北谷1丁目、2丁目周辺は高い印象です。平均的に1LDKで15万前後、3LDKで25万前後です。場所によってはここから5万~10万程安い家賃もありますが、全体的に賃料は高いと思っていたほうがいいでしょう。

出典:グーホーム

分譲住宅はマンションで2,300万~1億2,800万、一戸建てで2,000万~1億6,500万で販売されています。

出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

北谷町の求人は以下のようなものがあります。

  • 観光業(ホテル受付、ホール)
  • インストラクター
  • 事務
  • 福祉関係
  • 塾講師

その他にも種類がありましたが、主に観光業の募集が多いです。時期によってかわると思いますがリゾート地ということもあり、仕事の種類には若干偏りが出る可能性があります。

9位 恩納村

9位は恩納村です。令和元年から令和6年9月までの移住者は5,355人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • リゾート気分が味わえる
  • 山と海の自然を体験できる
  • 子育てしやすい

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  1,016人
令和2年1月~12月  629人
令和3年1月~12月 618人
令和4年1月~12月 1,099人
令和5年1月~12月  1,067人
令和6年1月~11月  926人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 5,355人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

沖縄本島の中央部西側に位置する恩納村。那覇空港まで約50キロ、車で1時間ほどの距離にあります。恩納村は万座毛ムーンビーチが有名ですね。日本屈指のリゾート地とも呼ばれ別荘を建てる人も少なくありません。
(恩納村 万座毛)

(恩納村 ムーンビーチ)

2024年10月時点で恩納村の人口は11,303人。恩納村の中でも人口が多い地域は恩納(2,442人)、真栄田(1,227人)があげられます。
恩納村の年齢層は以下の通りです。

出典:GD Freak!

20代から70代まで平均的に同じ人口だと言えます。一番多い年齢は20代ですが、75歳から上は徐々に減少傾向にあります。

恩納村はリゾート地というイメージが強くありますが、買い物スポットや病院の数はどうでしょうか。下記の図から確認していきましょう。
買い物スポットは主に海側にあります。しかし個人経営の店舗も多く、しっかりとした買い物はうるま市まで買い出しに行く人もいますね。また病院も同様に数が少ないです。基本的に市外へ出ることが大前提ということが苦でなければ問題ないでしょう。

恩納村の賃貸物件は特に真栄田や名嘉真は家賃が高い印象。他地域では1LDKで6万前後、3LDKで20万前後です。別荘地ということもあり、賃貸の物件数は少ないですね。検索時は3LDKは4件ほどしかヒットしませんでした。

分譲住宅はマンションで1,000万~1億5,000万、一戸建てで2,000万~4億で販売されています。
出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

一戸建ての方が数は多く、海岸沿いに大きな家が立ち並んでいます。

恩納村の求人は以下の通りです。

  • ホテルマン
  • 観光ガイド
  • 福祉関係
  • 施工管理
  • 事務職

他地域より観光業の求人が多いですね。海を目の前にした観光スポットも多いので、リゾート地で働くことが当たり前になりそうです。

8位 豊見城市

8位は豊見城市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は6,502人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 医療機関が多い
  • 公園が多い
  • 買い物に困らない

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  1,282人
令和2年1月~12月  1,133人
令和3年1月~12月 975人
令和4年1月~12月 1,022人
令和5年1月~12月  1,235人
令和6年1月~11月  855人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 6,502人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

豊見城市は沖縄本島南部に位置し、那覇空港まで約6キロ、車で20分ほどの距離にあります。豊見城市の観光地といえば瀬長島。瀬長島のウミカジテラスで海を見たり、琉球ガラスを用いたガラスアートも作ることができます。

(豊見城市 瀬長島 ウミカジテラス)

(豊見城市 耐熱琉球ガラス工房 燈人-TOMOSHIBITO-)

豊見城市の2024年10月現在の人口は、65,893人。豊見城市の中でも特に人口が多いのは、豊見城(7,099人)、上田(4,639人)、高安(4,489人)があげられます。
3地域とも内陸部に位置しますが、海岸までおよそ8キロほどで車でも30分かからない位置です。海岸沿いの観光スポットや買い物をする際も、行動しやすい立地といえますね。

地域別の詳しい人口や年齢層は以下の通りです。
出典:GD Freak!

年齢層は幅広いですが、70代以上の年齢の方も多いです。定年退職後に移住するパターンも増えているので、今後も人口が増える可能性があります。

続いて買い物スポットや病院について下記の図で確認していきます。

スーパーや病院は広い範囲に点在していますね。気分転換でウミガメテラスに足を伸ばすこともできます。

病院は豊見城市の中央に集結していますが、豊見城市を横断しても15キロありません。車を持っていれば多少離れた場所で暮らしても問題ないかと思います。

豊見城市の賃貸物件を調べたところ、豊崎周辺は高い印象です。他地域は1LDKで6万前後、3LDKで8万前後です。

出典:グーホーム

分譲物件はマンションで2,000万~7,000万、一戸建ては2,000万弱~2億円で販売されています。
出典:うちなーらいふ

平均で3LDKで4000万前後ですが、豊崎周辺には5LDKで2億弱の物件もあります。今後も物件数は増えていく見込みで、別荘としても購入する人が増えるかもしれません。出典:うちなーらいふ

豊見城市の求人は以下のようなものがあります。

  • 福祉関係
  • 飲食店スタッフ
  • 観光業
  • 塾講師
  • 調理師

観光業も求人としてありますが、幅広い職種が募集されています。転職時には大きな問題はないでしょう。

7位 名護市

7位は名護市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は9,023人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 場所によっては不便
  • 手つかずに自然に触れられる
  • 移住制度がある

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  1,522人
令和2年1月~12月  1,511人
令和3年1月~12月 1,446人
令和4年1月~12月 1,472人
令和5年1月~12月  1,646人
令和6年1月~11月  1,426人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 9,023人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

名護市は沖縄本島北部に位置し、那覇空港まで約70キロ車で1時間半ほどの距離にあります。名護市はネオパークオキナワやナゴパイナップルパークが有名ですね。

(ネオパークオキナワ)

(ナゴパイナップルパーク)

また海中公園も多く子供から大人まで楽しめる場所になっています。

名護市の人口は令和6年10月現在で64,714人。特に人口が多い地域は宇茂佐(8,967人)、宮里(7,259人)、大北(5,866人)があげられます。
名護市の年齢層は以下の通りです。
出典:GD Freak!

名護市は沖縄本島北部の中で最も多い人口ですが、買い物スポットや病院の数は多いのでしょうか。下記から確認していきます。
買い物スポットや病院は名護市の西部に集中しています。ホームステイ等で名護市の体験会ができる場所はありますが、主に名護市東部の久志地域で開催されています。

手つかずの自然の中で過ごしたい方は、問題ありませんが、利便性を求めるのであれば西部がおすすめです。

名護市の賃貸物件ですが、為又や饒平名周辺はやや高い印象。他地域は1LDKで7万前後、3LDKで13万前後です。
出典:うちなーらいふ

分譲物件ではマンションで2,700万~6,200万、一戸建てで1,500万~3億弱で販売されています。
出典:グーホーム

出典:うちなーらいふ

場所によって価格は変わりますが、内陸部の物件紹介はなく、海岸沿いの賃貸や分譲住宅が多い印象です。

名護市の求人情報は以下のようなものがあります。

  • 観光業(ダイビング、ホテルスタッフ)
  • 配送業
  • 清掃業務
  • 飲食店スタッフ
  • 車関係

観光業としてダイビングスタッフが多く募集されていました。その他飲食店や車販売等、一般的な職種も多い印象です。

6位 糸満市

6位は糸満市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は9,107人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 戦争の歴史が勉強できる
  • 買い物スポットが多い
  • 子育てしやすい

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  1,626人
令和2年1月~12月  1,474人
令和3年1月~12月 1,232人
令和4年1月~12月 1,793人
令和5年1月~12月  1,737人
令和6年1月~11月  1,245人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 9,107人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

糸満市は沖縄本島の南部に位置し、那覇空港まで約10キロ、車で30分程の距離にあります。

糸満市は平和記念公園やひめゆりの塔等、戦争に関係する観光地が数多くあります。社会見学等で学生の姿も見受けられますね。

(平和記念公園)

(ひめゆりの塔)

糸満市の令和6年10月時点で人口は62,249人。その中で人口が多い地域は糸満(10,631人)、潮平(5,630人)、兼城(5,351人)です。
現在移住支援制度はありませんが、子供医療費助成等が受けられます。子供を持つ家庭にはメリットですね。

出典:GD Freak!

年齢層は幅広く、40代・60代・70代前半の方が多いですね。

糸満市の買い物スポットと病院の位置は以下の通りです。
買い物スポットはサンエーやタウンプラザかねひでがあげられます。糸満市の西側に集中しており、東部や南部には店舗は少ないです。

大型ショッピングセンターはありませんが、豊見城市にすぐアクセスできるため、困ることはありません。

病院の数も多いといえます。小児科もあるため、家族で移住した際も安心できますね。

糸満市の賃貸物件は西崎や潮崎町は高い印象。そのほかの地域は賃貸で1LDKで5万前後、3LDKで8万前後です。

出典:うちなーらいふ

分譲物件はマンションで2,500万〜6,000万、一戸建ては2,000万~4,500万前後で販売されています。間取りは一人暮らし向きの物件やファミリータイプの物件が半々程ありました。
出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

名護市の求人は以下の通りです。

  • ゴルフスタッフ
  • 観光業
  • 事務員
  • 現場作業員
  • 店頭スタッフ

名護市東部にはゴルフ場があり、キャディーなどのゴルフスタッフも募集されている他、観光業も盛んなためガイド等の求人も多く出ています。

他にも求人職種はあるので、困ることはないでしょう。

5位 宜野湾市

5位は宜野湾市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は9,107人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • アメリカンな店が多い
  • 病院が多い
  • 商業施設が多い

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  2,001人
令和2年1月~12月  1,642人
令和3年1月~12月 1,535人
令和4年1月~12月 1,400人
令和5年1月~12月  1,789人
令和6年1月~11月  1,615人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 9,982人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

宜野湾市は沖縄本島の中南部に位置し、那覇空港まで約20キロ、車で30分ほどの距離にあります。宜野湾市は宜野湾マリーナやトロピカルビーチが人気ですね。また普天間飛行場があることで有名です。

(宜野湾マリーナ)(トロピカルビーチ)

宜野湾市の人口は令和6年10月現在で100,451人。特に人口が多いのは長田(10,211人)、真栄原(9,887人)になります。
宜野湾市全体の年齢層は下記の通りです。

出典:GD Freak!

宜野湾市で多い年齢は40代から50代ですね。若い世代も徐々に増えており幅広い年齢の方が暮らしています。

宜野湾市の買い物スポットと病院の位置を確認しましょう。
買い物スポットはタウンプラザかねひで、サンエーが多いですね。特にサンエー宜野湾コンベンションシティは大型ショッピングモールなので、まとめ買いにも適しています。

病院の数も多いので緊急時なども安心できるでしょう。

宜野湾市の賃貸物件は大山、真志喜、野嵩周辺は家賃が高い印象。他地域では1LDKで6万前後、3LDKで10万前後です。
出典:グーホーム

分譲マンションや一戸建てもありますが、マンションに住む人が増えている傾向にあります。マンションは1500万前後から1億円前後、一戸建ては1,000万前後から1億5000万前後で販売されていました。

出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

主に海岸沿いでは高層マンションが多いため、眺めを重視するのであればマンションタイプがおすすめですね。

宜野湾市の求人は以下のようなものがあります。

  • コールセンタースタッフ
  • 調理師
  • 観光業
  • 福祉関係
  • ドライバー

宜野湾市は観光地としては観光客は少ないです。観光業の求人もありますが、福祉等の求人も多くみられました。

4位 うるま市

4位はうるま市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は11,609人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 静かな場所が多い
  • 観光客の姿がよくみられる
  • 家賃が魅力的

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  2,079人
令和2年1月~12月  1,986人
令和3年1月~12月 1,704人
令和4年1月~12月 2,028人
令和5年1月~12月  2,046人
令和6年1月~11月  1,766人
令和元年~令和6年11月時点の移住者の合計 11,609人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

うるま市は沖縄本島中部に位置し、那覇空港まで約40キロ、車で1時間程の距離にあります。うるま市はビオスの丘や海中道路が有名ですよね。

多くの観光客も訪れますが、地元民も集まる賑わいの場所です。

(うるま市 ビオスの丘)

(うるま市 海中道路)

うるま市は令和6年10月現在で126,826人。その中でも人口が多い地域は田場(5,774人)、赤道(5,199人)になります。
田場は海岸沿いに面しており、赤道は内陸部に位置しています。田場は県道8号線が通っていることや、うるま市役所まで車で約5分程。スーパーも近いため、利便性は高いと言えますね。

赤道はうるま市役所から少し離れており、約5キロほど。ですが沖縄北インターまで車で約15分程なので、アクセスしやすいといえます。

年齢層は以下の通りです。
出典:GD Freak!

うるま市のスーパーや病院の位置は以下の通りです。
うるま市はスーパーや病院が多く、基本的に困ることはないでしょう。うるま市の海中道路を超えた宮根島等にはないので注意が必要です。

スーパーは主にタウンプラザかねひでやサンエーになります。うるま市みどり町付近には病院や買い物スポットも集まっていますよ。

うるま市の賃貸物件は石川周辺が家賃が高い印象。他地域は1LDKで6万前後、3LDKで10万前後です。
出典:うちなーらいふ

一戸建てになると1,000万〜1億5000万前後、マンションは2,000万〜5,000万前後で購入可能ですね。

出典:うちなーらいふ

賃貸に関しては平均的に見てもそこまで高くありません。移住し始めは賃貸契約でもよさそうですね。

うるま市の求人は以下の通りです。

  • 観光業
  • イベントスタッフ
  • 飲食店
  • 福祉業
  • 車関係

うるま市は海中道路を使用したイベントや、観光地が数か所あることからイベントスタッフや観光業の求人が目立ちます。その他は他地域と変わらず、幅広い職種が募集されていますね。

3位 浦添市

3位は浦添市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は12,137人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 市外へアクセスしやすい
  • 利便性が高い
  • 人が多い

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  2,548人
令和2年1月~12月  1,925人
令和3年1月~12月 1,711人
令和4年1月~12月 2,068人
令和5年1月~12月  2,208人
令和6年1月~9月  1,677人
令和元年~令和6年9月時点の移住者の合計 12,137人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

浦添市は沖縄本島の中部と南部の境目にある市で、那覇空港まで約10キロ、車で20分ほどの距離にあります。浦添市は浦添大公園や浦添城跡などが有名ですね。
(浦添大公園)

(浦添城跡)

浦添大公園の大きな滑り台は子供から人気の遊具となっており、敷地も広いことから家族連れが多くみられます。近くには浦添城跡という13世紀の城塞の遺跡を見ることができ歴史を学べる場です。

浦添市の令和6年10月現在の人口は115,422人。特に人口が多いのは宮城(9,634人)、内間(9,211人)です。前田や港川も5,000人以上が居住しており、人口が多いことを物語っています。
浦添市の年齢層は以下の通りです。

出典:GD Freak!

特に多いのは40代後半から50代前半です。とはいえ子供数も多く高齢者の方も他自治体と比べ多い印象です。

浦添市の買い物スポットと病院の位置を確認してみましょう。
図からわかる通りスーパーや病院の数は非常に多いです。買い物スポットは主にタウンプラザかねひでやサンエーになります。

大きい商業施設はサンエー浦添西海岸パルコシティがあげられますね。250店舗が入っているためまとめ買いや、休日に遊びに行くのもいいですよ。

大きな病院は浦添総合病院があります。緊急時や入院時にも安心ですね。

浦添市の賃貸物件は勢理客や城間が高い印象です。その他地域は1LDKで6万前後、3LDKで15万前後です。
出典:うちなーらいふ

分譲住宅はマンションは1,000万~6,000万、一戸建ては2,000万~1億5000万前後で販売されています。出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

マンションは高層タイプが多く「海が一望できる」をコンセプトにしている場所もあります。一戸建てよりマンションのほうが多いですね。新築の一戸建てもありますが、調べた時点で伊祖周辺が多く売り出されていました。

浦添市の求人は以下のようなものがあります。

  • 飲食店
  • 観光業
  • カーディーラー
  • 事務職
  • 福祉関係

偏りなく幅広く職種がありますね。転職時も困ることはないでしょう。

2位 沖縄市

2位は沖縄市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は12,187人。実際に移住した人の声はこちらです。

  • 家賃が平均値ですみやすい
  • 大きな公園が多い
  • 自然を感じられる

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  2,395人
令和2年1月~12月  2,131人
令和3年1月~12月 1,690人
令和4年1月~12月 2,076人
令和5年1月~12月  2,107人
令和6年1月~11月  1,788人
令和元年~令和6年9月時点の移住者の合計 12,187人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

沖縄市は沖縄本島の中部に位置し、那覇空港まで約25キロ、車で30分ほどの距離にあります。那覇市に続いて人口は二番目に多く、嘉手納町やうるま市が隣接しています。

沖縄市の観光スポットは美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園や異国の雰囲気を味わえるコザゲードが有名ですね。(沖縄市 美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園)

(沖縄市 コザゲード周辺)

沖縄市の令和6年10月現在の人口は141,787人。その中で特に人口が多いのは美里(12,251人)、泡瀬周辺(8,870人)です。
美里は内陸部に位置し、泡瀬は海に面している地域になります。美里は沖縄北インターに近く、約3キロ程の距離にあります。沖縄市役所も車で10分ほどなので利便性がいいですね。

泡瀬周辺は食堂やカフェが多く立ち並び、特に魚を取り扱う店舗は新鮮な食材を食べることができます。

沖縄市の年齢層は以下の通りです。
出典:GD Freak!

最も多い人口は40代から50代ですね。60代から70代も人数の衰えがなく定年後移住してきた方も多いです。

沖縄市の買い物スポット、病院の位置を確認していきます。
スーパーはタウンプラザかねひでやマックスバリュがあります。

大きな商業施設はプラザハウスショッピングセンターですね。日本初のショッピングセンターとして誕生しており、現在は約50店舗のお店が入っていますよ。

沖縄市の総合病院は沖縄医療生協中部協同病院や、翔南病院があげられます。病院数も多いですが、入院施設があることも安心できる材料の一つですね。

沖縄市の賃貸物件は泡瀬や高原、美里は高い印象。他の地域は1LDKで6万円前後、3LDKで10万円前後です。
出典:グーホーム

分譲住宅を調べるとマンションは1,000万~8,500万前後、一戸建ては1,500万~1億5000万で販売されています。出典:グーホーム

出典:グーホーム

調べた時点では一戸建ての方が多く販売されており、マンションは少ない様子。ですが与儀や知花付近はマンションが多いです。

沖縄市の求人は以下のようなものがあります。

  • 福祉関係
  • 観光業
  • ドライバー
  • 事務職
  • 飲食店

他自治体と大きな変わりはなく幅広い職種が募集されています。

1位 那覇市

1位は那覇市です。令和元年から令和6年9月までの移住者は53,455人実際に移住した人の声はこちらです。

  • 利便性が高い
  • 人口密度が高い
  • 求人数が多い

具体的な移住者の詳細は以下の通りです。

期間 県外からの移住者
令和元年1月~12月  9,925人
令和2年1月~12月  8,075人
令和3年1月~12月 7,953人
令和4年1月~12月 9,206人
令和5年1月~12月  9,697人
令和6年1月~10月  8.599人
令和元年~令和6年10月時点の移住者の合計 53,455人

参照:沖縄県統計資料WEBサイト

那覇市は沖縄本島南部に位置し、沖縄県の県庁所在地となっています。空の玄関口「那覇空港」は年間1,600万人以上が利用し、国内では5番目に多いです。

那覇といえば那覇国際通り商店街や首里城があげられますね。

(那覇市 国際通り商店街)

(那覇市 首里城)

那覇国際通り商店街はお土産や飲食店等、約460店が立ち並びます。修学旅行生から外国人の方まで、様々な方が足を運んでますよ。

首里城は2019年10月31日に火災が発生し、焼失する事例がありました。現在は再構築中で完成は2026年秋としています。

那覇市の2024年10月現在の人口は313,573人。特に人口が多い地域は国場(5,675人)、首里石嶺町4丁目(4,135人)です。
国場は那覇空港まで約7キロで渋滞がなければ20分ほどでアクセスできます。那覇市役所まで車で10分ほどなので利便性はいいと言えます。

首里石嶺町周辺からは那覇市役所まで約30分ほどかかりますが、近くにゆいレール石嶺駅があり、那覇インターからも近いので交通の便はいいでしょう。

那覇市の年齢層は以下の通りです。
出典:GD Freak!

人口自体非常に多いですが、特に多い年齢層は40代~50代ですね。経済事業は他地域より上回っていますが、特殊出生率が1.51で沖縄県の平均値1.75より低い状態です。転勤等で那覇市にくる場合が多く、家庭向きと言い切れない部分もあります。

那覇市の買い物スポットと病院の位置は下記の通りです。
那覇市の買い物スポットは主にサンエー、マックスバリュが多いですね。

商業施設はサンエー那覇メインプレスになります。映画館が入っているほか、50店舗以上の店があるため世代問わず多くの人が訪れていますよ。

那覇市の賃貸物件はおもろまち、鏡原町が高い印象です。他地域は1LDKで9万前後、3LDKで15万前後です。

出典:グーホーム

分譲住宅を調べるとマンションは1,000万~3億8,000万、一戸建ては1,300万~5億5000万で販売されています。マンション毎購入すると上記のような高い金額になりますが、住居用に1室購入となると1億円前後でした。出典:うちなーらいふ

出典:うちなーらいふ

那覇市内のマンションと一戸建ての数は半々ですが、内陸部の方が一戸建てが多い印象。

那覇市の約8割は会社や住宅地といっても過言でなく、人口密度が高いため、景色を重視したい方は高層マンションを検討することをおすすめします。

那覇市の求人は以下の通りです。

  • 観光業
  • IT関係
  • 福祉関係
  • 調理師
  • 飲食店スタッフ

沖縄県の中心地である那覇市は求人数が多いです。幅の広い職種が多いですが、IT関係や営業等、都心ならではの仕事や観光業や飲食店スタッフ等も見受けられました。

まとめ

沖縄県の移住者が多い地域をランキングにしてまとめました。1位は那覇市で交通の便がいいことや飛行場が近い等高い利便性を感じる地域でしたね。

移住する際に自分が何を求めるかで住む地域が変わります。ゆったりとした自然を感じたいのか、利便性が高く生活面で困らない場所がいいのか等、個々の考え方次第です。

家族で移住するのか、一人暮らしなのかでも状況は変わるので、自分に合ったライフスタイルが過ごせる場所へ住みたいですね。