今回は沖縄での移住生活に向けた必要な持ち物と、正直必要ないものについて解説します。
特に、移住6年目になって改めて考えた「必要ない物」や「意外な準備物」は必見です。
この記事では、
- 沖縄移住をするのに必要な持ち物を知りたい。
- 移住前に準備するものってある?
- 冬物ってどの程度必要なの?
など、沖縄移住に必要な持ち物と必要のないものについて、それぞれ理由とともに詳しく解説しています。
また、沖縄移住者の視点から、季節ごとの服装や移住前に準備しておくと良いことも紹介しているため、目からうろこの情報が満載です。
この記事を読めば、沖縄移住をする際の持ち物や準備についてがわかる内容になっているため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
沖縄移住の生活必需品
沖縄移住の生活必需品は、沖縄の社会事情や、暑さ・湿気対策向けのアイテムがほとんどです。
ここではそれぞれの必需品について理由とともに説明します。
車
車社会の沖縄では、車は生活必需品です。
車がなくても生活できるのは、バスやモノレールなどの交通公共機関の整った那覇市です。ただ、バスはなかなか定刻に来なかったり、モノレールも時間帯によっては観光客で混雑がみられます。そのため沖縄での生活にはマイカーがある方が断然便利です。
それからせっかくの沖縄ですから、休日などには少し遠出をしたくなることもありますよね。余暇を楽しむためにも、沖縄では移動手段が車しかないため、できるならマイカーを用意することをおすすめします。
サングラス
沖縄で外出する際は、サングラスが必要です。
沖縄の日差しはとても強いため、目が紫外線によりダメージを受けてしまいます。また、運転中もまぶしくて見えづらいことがりサングラスが必要です。
サングラスを選ぶ際はファッションアイテムとしてよりも、UVカットなどの機能性のあるサングラスを選びましょう。
車の日よけ
マイカーのある方は、強い日差しや紫外線を遮る日よけがあると便利です。
出典:楽天市場
フロントガラスに日よけを使えば、車の中で休憩する時などに直射日光をブロックしてくれるため、車内で快適に過ごせます。
また、お子さんがいる方は、西日も強いので横からの日差しをカバーできるアイテムもあると良いです。
日焼け対策グッズ
沖縄では日焼け対策グッズが欠かせません。
強い日差しや紫外線によって身体がダメージを受けるので、お出かけの際は日焼け対策が必要です。
沖縄の紫外線は強烈な強さで、ちょっとの時間バルコニーに出たり、室内でもうっかり日に当たってしまうと肌がピリピリと焼けてしまいます。とりわけ長時間外出の際は注意しましょう。
外出の際に必要な日焼け対策グッズは5つです。
- 日焼け止めクリーム
- サングラス
- UVカットの羽織もの
- アームカバー
- 日傘
どれも持ち歩きできるサイズのため、日焼け対策グッズは常備しておきましょう。
虫対策グッズ
沖縄では、虫対策グッズが必需品です。
一般的に蚊は夏に多いイメージがありますが、温暖な気候の沖縄ではほとんど年間を通して虫対策が必要です。
沖縄では肌寒く感じる冬でも蚊にさされるため、虫対策に気を抜けません。
エアコン
高温多湿の沖縄では、住まいにエアコンは欠かせません。
沖縄は亜熱帯海洋性気候のため、暑い時期が長く、年間を通して湿度が高いです。暑さ対策としてはもちろんのこと、エアコンは湿度調整にも使われてます。
賃貸物件を選ぶ際は、エアコンの有無は肝心です。しっかりと全部屋にエアコンがついているか確認してから契約するようにしましょう。
除湿器と除湿剤
湿気の高い沖縄では、除湿器と除湿剤が必須です。
沖縄はとにかく湿度が高いです。そのうえ雨の日も多く、意外ですが晴れの日が少ないです。そのため湿気対策をしなければ、家じゅうがカビだらけになります。
部屋は除湿器やエアコンのドライモードで湿気対策をしましょう。クローゼットやキッチンの棚などには除湿剤を使うなどして、家のあちこちでカビ対策が必要です。
布団乾燥機
沖縄では布団乾燥機も重宝します。
沖縄は湿度が高く、実際はそれほど晴れ間も多くないため、年間を通して布団乾燥機が活躍します。こまめに布団乾燥機をかけないと、すぐにベッドや布団がカビだらけです。沖縄は晴れていてもスコールで然の土砂降りになるため、天気の良い日にベランダに布団を干すのもそう簡単ではありません。
毎日のことですし、ダニ対策にもなるため、布団乾燥機は持っていることをおすすめします。
ウォーターサーバー
沖縄ではウォーターサーバーも必要です。
沖縄の水道水は、サンゴに含まれる石灰質が多く含まれているため硬度が高めです。硬水は飲みづらさがあります。
それだけでなく石灰に含まれるマグネシウムは胃腸への負担がかかります。特にお子さんのいるご家庭や、水質が気になる方は浄水器やウォーターサーバーを使いましょう。
また、米軍基地から有害物質が度々排出されていて、その状況が不透明です。水道水はリスクがあります。
サンダル
沖縄ではみんなサンダルを履いています。
ビーチはもちろんのこと、街中でもTシャツにサンダルが定番の恰好です。冬でもサンダルを履いている人を見かけるほどで、沖縄のサンダル率はとても高いです。
季節ごとの服装
ここでは沖縄の季節ごとの服装について説明します。
- 夏の服装
- 冬の服装
沖縄では春から秋にかけての3月~11月は暖かく、一年のほとんどを軽装で過ごします。
一方で、11月から3月ごろまでは冬の装いです。沖縄の冬の平均気温は18℃ほどで本土と比べると高めの気温ですが、朝晩と日中の温度差や底冷えを感じる日もあるため、体調を崩さないためにも服装に配慮が必要です。
参考:沖縄気象台
夏の服装
夏の服装について説明します。温暖な気候の沖縄は一年のほとんどを夏物で過ごします。室内外の温度差や紫外線に配慮した服装選びが求められます。
Tシャツ
春から夏にかけては、半袖のTシャツ1枚で過ごせる陽気です。秋になると日によっては肌寒さを感じることもあるため、数枚でもロングTシャツを持っていると安心です。
パーカー・カーディガン
沖縄の商業施設やホテル、レストランでは、寒いくらい冷房が効いています。そのため、お出かけの際は薄手の羽織りものを持って行くことをおすすめします。
また、UVカット素材の羽織ものを用意すれば、寒さ対策だけでなく紫外線対策にもなるためおすすめです。
冬の服装
冬の平均気温は18℃ほどと本土と比較すると暖かめです。移住一年目は暖かく感じるのですが、2年目以降は慣れてしまったのか、冬もかなり寒く感じます。特に朝晩は冷え込みます。寒暖の差が激しく体調管理にも注意しましょう。
真冬でも太陽が出ている昼間は暑いくらいですが雨の日、曇りの日はすごく寒いです。着脱できる服を複数用意しておくと良いです。
ヒートテック
沖縄でも冬になると底冷えを感じる日もあるため、数枚でもヒートテックを持っていると安心です。
2年目以降は身体が暖かい気候に慣れて体感温度が低くなることもあり、温かくしていないと風邪をひいてしまいます。
ロングTシャツ
暖かい日はロングTシャツ1枚でも過ごせます。ただ、朝晩と日中の気温差があるため、体温調節のできる羽織ものを携帯しておくことをおすすめします。
コート・ジャケット
沖縄でも冷え込む日には防寒着は必要です。先にも紹介しましたが、沖縄の冬にはコンパクトで自宅でも手洗いできるダウンジャケットがおすすめです。
ちなみに、冬定番の厚手のコートや皮ジャケットなどは、夏の間にクローゼットの中でカビが生えてダメになる確率が高いためおすすめしません。
準備しておくと良いもの
ここからは、沖縄移住者の目線から移住前に準備しておくべき2つのことについてお伝えします。
- ゆうちょ口座
- ドコモへの変更
ぜひ事前準備の参考にしてくださいね。
ゆうちょ口座
はじめに紹介する事前準備は、ゆうちょ銀行の口座開設です。
沖縄にある大手メガバンクの支店は、みずほ銀行 那覇支店のみです。UFJや三井住友、りそなは支店がありません。ゆうちょ銀行を開設してる場合には、メイン口座としてクレジットカードの引き落とし口座に指定するなどの手続きができるため、移住後の諸手続きがスムーズです。
ドコモへの変更
次に紹介する事前準備は、携帯キャリアをドコモに変更することです。
最大手の携帯キャリアとして人気のドコモですが、沖縄でも電波の安定性からドコモがおすすめです。
au、ソフトバンクも電波が全く繋がらないことはありませんが、繋がりづらいです。
必要ないもの
ここからは、沖縄移住に必要のないものについて解説します。
引越しの荷物について役立つ情報になっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
Suica(スイカ)やPiTaPa(ピタパ)
沖縄では交通系ICを使える機会が本土と比べて少ないです。
ただ、Suica(スイカ)やPiTaPa(ピタパ)はゆいレールで使えるため、モノレールを頻繁に利用する方にはおすすめです。
コート
移住2年目以降の冬はかなり寒く感じます。ただ、沖縄は車社会なので寒くても厚手のコートを着る機会はほとんどないと思います。
羽毛布団
沖縄の寝具として、いわゆる高級羽毛布団は必要ありません。
沖縄気象台のデータによると、沖縄地方では寒気の影響のある日の最低気温は9.3℃でした。東京での最低気温10℃というのは秋の終わりの気温で、まだ羽毛布団を出す時期ではありません。
私は移住1年目は羽毛布団は不要でした。ただ、これは暖冬だったせいもあるかもしれません。沖縄の寒さも年によって差があります。
移住1年目は天国のような暖かさですが、2年目以降は本当に寒く感じます。
参考:沖縄気象台
自転車
沖縄では自転車を移動手段として使っている人は少ないです。ママチャリもみかけることはありません。
自転車に乗っているのは、ロードバイクが趣味の人か中学生、高校生くらいです。
理由としては、沖縄は坂が多くて自転車に向いていないことです。また、暑さや突然のスコールもあるため、沖縄での自転車は使いづらさがあります。
ブランド物
沖縄移住にブランド物を持ってきても、それほど出番がありません。
移住者が沖縄の高温多湿の気候で生活を送るうちに、だんだん過ごしやすい服装を好むようになります。毎日のことなので、通気性や清潔感、なによりも快適な装いが自然と優先されてきます。
そのため、せっかく持ってきたお気に入りのブランド物も使う機会がありません。そして、高価な皮のブランド物はクローゼットの中でカビっぽくなってしまいます。移住を具体的に考えているなら今のうちに売ってしまうことをオススメします。
ブランド物を身につけて、沖縄の街中やビーチをおしゃれに歩いているのは沖縄在住者ではなく、ほとんどが観光客の方々です。
まとめ
今回は、沖縄移住に必要な持ち物と必要ないものについて解説しました。
沖縄に移住してからの生活必需品や季節ごとの服装について、また移住前に事前に準備しておくと良いものについても紹介しました。また、沖縄ではあまり使わない必要ないものについてもお伝えしました。
沖縄移住の持ち物について知りたい方は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてくださいね。