ジャングリア

沖縄北部の テーマパーク「ジャングリア」の詳細と裏側を徹底解説

2025年夏、沖縄に新しくオープンすると話題の「JUNGLIA(ジャングリア)」。

JUNGLIAは、沖縄北部の大自然「やんばる」を体感できる新しいテーマパークです。「やんばる」は熱帯雨林の広がる沖縄屈指のジャングル地帯として、世界遺産に登録されています。

今回の記事では、

  • JUNGLIAってどんなテーマパークなの?
  • アトラクションとかもある?
  • どのくらい大きなテーマパークができるの?

など、JUNGLIAのコンセプトから基本情報まで、一つひとつ解説していきます。

JUNGLIAは開業までまだ時間があり、現時点では不確定な情報も多いのが現状です(2024年1月現在)。

この記事では、2023年11月27日に発表された内容などを参考にし、できる限りJUNGLIAについてお伝えしていきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

参考:Youtube 沖縄タイムス公式動画チャンネル「名称は「JUNGLIA(ジャングリア)」 沖縄北部の新大型テーマパーク 2025年開業へ」

JUNGLIAの概要

画像引用元:JUNGLIA 公式サイト

はじめに、JUNGLIAの概要についてお伝えします。

JUNGLIAは開業までまだ時間があり、現時点では不確定な情報も多いのが現状です。現時点で公開されている情報についてまとめましたので、参考にしてください。

いつ、どこに、どんなテーマパークができるの?

JUNGLIAはいつ、どこにオープンするの??

画像引用元:Google マップ

2025年夏、JUNGLIAは沖縄県北部にオープンが予定されています。その面積は60ヘクタールという広大な敷地で、名護市と今帰仁村の境界にあります。

この場所は世界遺産に登録されている森林「やんばる」にほど近く、JUNGLIAは「オリオン嵐山ゴルフ場」の跡地に建設されています。

JUNGLIAはどんなテーマパーク?

JUNGLIAのコンセプトは、「Power Vacance!!(パワーバカンス)」です。

JUNGLIAでは、世界自然遺産の「やんばる」をそのまま体験でき、都会にはない贅沢や興奮を味わえることをテーマとしています。

建設には最新技術が駆使され、まるで手つかずの自然「やんばる」を探検しているかのような本格的なジャングル体験を堪能できます。

JUNGLIAの規模

JUNGLIAは、約60ヘクタールです。

60ヘクタールという面積は、東京ドームの約13個分の広さです。参考として、国内の人気のテーマパークの広さとの比較は下記のとおりです。

【国内人気テーマパーク:面積の比較】

JUNGLIA 約60ヘクタール
東京ディズニーランド 約51ヘクタール
東京ディズニーシー 約49ヘクタール
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン 約54ヘクタール

比較してみるとJUNGLIAの規模の大きさが伝わってきます

さらに驚くことは、JUNGLIAが2025年夏にオープニングとして開業するのはほんの一部であることです。実際のJUNGLIAの総面積は120ヘクタールであり、開業する際の面積よりもずっと広い壮大な規模であることも発表されています。

建設予定地の背景

JUNGLIAは、沖縄北部に広がるゴルフ場跡地を再活用して建設されています。

未開発の自然環境に広がるこの場所に、新たに大規模なテーマパークを開発するという事実は、一般的に考えてみると、ビジネス開発に向けた自然破壊という矛盾が生じるものです。

しかし、JUNGLIAの開業においては、既存のゴルフ場跡地が活かされていることから、既存の森林を損なうことなく、ビジネスや地域の活性化が目指されています。この徹底した一貫性が評価されるべきことはいうまでもありません。

JUNGLIAを満喫!パーク内はどんな感じ?

画像引用元:JUNGLIA 公式サイト

ここからは、JUNGLIAのパーク内の情報と、あわせて近隣の宿泊施設についても解説していきます。

  • アトラクション
  • レストラン
  • スパ
  • 近隣の宿泊施設

アトラクション

JUNGLIAには、ジャングルの陸と空を体験できる数十のアトラクションが計画されています。

アトラクションには現代の最高のテクノロジーが最大限に駆使されており、大自然の中でのジャングル体験ができます。

ここでは、会見でも発表されたいくつかのアトラクションを紹介します。どのアトラクションもスケールが大きく、迫力を感じさせるものばかりです。

もうこの時点で、早くもJUNGLIAの魅力を感じられますね!

気球

画像引用元:JUNGLIA 公式サイト

気球に乗って、広大なジャングルやエメラルドグリーンの海など、自然の美しさを360度で感じる遊覧体験です。空中から広がる大パノラマの景色を満喫できます。

ジップライン

空を飛びながら、ジャングルの美しい景色を眺める体験ができるアトラクションです。

サファリライド

画像引用元:JUNGLIA 公式サイト

ジャングルで恐竜から逃げるという体験ができるアトラクションです。本物の恐竜に追いかけられる、スリリングで臨場感あふれる体験が楽しめます。

レストラン

画像引用元:JUNGLIA 公式サイト

JUNGLIAのレストランでは、絶景を眺めながら食事を楽しめます。

レストランのもう一つの楽しみは、その料理に使われる食材です。沖縄の特産品なども使用され、沖縄の伝統料理や食文化も堪能できます。

スパ

画像引用元:JUNGLIA 公式サイト

JUNGLIAのスパは、ジャングルを眺めながら大自然を堪能できるインフィニティスパです。

ジャングルを眺めながら、美しい空と海を一望できる露天風呂は、どんな温泉地にもない心地よさが感じられそうですね。

宿泊施設

画像引用元:Google マップ

JUNGLIAの周辺には、ホテルやコンドミニアム、民宿などの宿泊施設が多くあります。多くは片道車で30分以内のところに立地しているため、旅行の予算に合わせて選べそうですね。

また、JUNGLIAパーク内にはオフィシャルホテルも開業される予定です。こちらは、正確なことが分かり次第更新します。

【旅程の参考】JUNGLIAのアクセス方法・滞在時間・チケット料金

ここからは、実際に「JUNGLIAに行きたい!」と思っているあなたに向けて、旅程を組むのに役立つ情報をお伝えします。

アクセス方法

現時点(2024年1月)でのJUNGLIAへのアクセスは車のみです。所要時間は、那覇空港からおよそ90分です。

那覇空港からの90分という所要時間は、成田空港から千葉県内の主要なテーマパークまでリムジンバスを利用した場合と同じくらいです。

こちらは予測となりますが、海外からの観光客の集客をターゲットとしていることから推測すると、JUNGLIAと那覇空港間を結ぶシャトルバスやリムジンバスなどが用意されるのではないでしょうか。

正確なことが分かり次第更新します。

滞在時間の目安

JUNGLIAの滞在時間は、半日~2日程度と想定されています。

チケットの料金

JUNGLIAのチケット料金は、現時点(2024年1月)では発表されていません。

基本料金として入場には「1デーチケット制」が想定されています。そして、より価値の高い体験サービスについては、別途個別の料金が検討されています。

チケット料金については、JUNGLIAの対象はアジアの富裕層であるため、それほど安価ではないと考えられます。

観光業活性化に貢献するために、急成長するアジア富裕層の観光需要を取り込む「変化の起点」を沖縄の地に

引用元:株式会社 刀 公式サイト

これらを踏まえた上での予測になりますが、「1デーチケット制」の入場料に加えて別途個別の料金がかかることを考慮すると、国内で人気のあるテーマパークと同程度の料金になるものと思われます。

正確なことが分かり次第更新します。

【沖縄に秘められた可能性】JUNGLIAが沖縄の観光産業を観光をリードする理由とは

JUNGLIAが沖縄をハワイ化させる!? 豊かな資源が成功につながる!

JUNGLIAの開発を率いる代表の森岡毅氏は、沖縄に秘められた観光地としての可能性を次のように語っています。

「沖縄はもっともっと世界1の観光のポテンシャルがあるんですよ。沖縄の地を中心にですね、日本の観光産業が未来の子供たちに残せる事業に変わっていく、そういう未来を一緒に作っていく」

引用元:日テレNEWS「巨大テーマパーク「ジャングリア」沖縄北部に再来年誕生へ 期待と不安の声も…(11月27日放送『news every.』より)

森岡氏によると、沖縄はハワイよりも観光地として有利な条件が揃っているといいます。

まずは、沖縄の恵まれた資源です。沖縄には自然という豊かな資源があります。

沖縄を囲む海の透明度は高く、同時に世界遺産である「やんばる」に象徴されるような広大な森林も存在します。

それから、歴史や食文化を含めた沖縄独自の文化も、観光産業における大きな競争力となります。

そして着目すべきは、国内外からの集客に適した沖縄のアクセスの良さです。

アジアの富裕層を対象としたJUNGLIAにとって、ハワイと比べてアクセスが優れている点は大きな強みです。ハワイの8~10時間かかるところに対して、沖縄は3~4時間で気軽にアクセスでき、その立地の良さは大きな利点となります。

このように、沖縄の観光産業における有利な条件は、沖縄がハワイのような観光地に発展するための大きな競争力になると見られています。

参考:Youtube 堀江貴文 ホリエモン「沖縄にはハワイ以上のポテンシャルがある!課題は◯◯◯◯戦略【森岡毅×堀江貴文】」

USJをV字回復させたキーパーソン 森岡氏の実績

JUNGLIAの開業を手掛けている株式会社 刀は、優れたマーケティングスキルで非常に高い評価を受けている企業です。

株式会社 刀は、国内の大規模テーマパークの再建を次々とV字回復させる会社として定評があり、その代表取締役CEOである森岡毅氏の実績はあまりにも有名です。

その中でも特に話題となった業績は、かつて経営危機に直面していた「ユニバーサルスタジオジャパン」の再建を果たした功績です。

森岡氏は、USJの人気アトラクション「ハリー・ポッター・アンド・ザ・フォービドゥン・ジャーニー」などのプロジェクトを成功させました。その結果、わずか数年で年間入場者数を急速に回復させ、USJをV字回復させた実績をもっています。

また、九州最大のテーマパークである「ハウステンボス」の再建においては、そのブランドを再設計することで新たなブランド価値を構築し、テーマパークとしての再建を成功に導きました。

ほかにも、「西武園ゆうえんち」のリニューアルを成功に導くなど、数々の実績を残しています。

JUNGLIAの開業を手がけているのは、日本を代表するマーケターである森岡氏率いる優れた企業です。そのため、今回の沖縄での新テーマパークの新規開業については、沖縄の観光産業だけでなく、日本経済にも良い影響をもたらすことが期待されているのです。

参考:株式会社 刀 公式サイト

まとめ

2025年夏にオープンする沖縄の新テーマパーク「JUNGLIA」について、発表されている内容をもとに解説しました。

「Power Vacance!!」をコンセプトとしたJUNGLIAでは、世界自然遺産の「やんばる」をそのまま体験できることが分かりました。都会では味わえない贅沢や興奮を存分に楽しめるこの新感覚のテーマパークに、あなたも足を運んでみたくなりませんか?

JUNGLIAについて気になっている方は、この記事をぜひ参考にしてみてくださいね。