沖縄移住を検討している方の中には、
「離婚後に沖縄移住し、新たな地で再スタートをきりたい」
「移住離婚ってよく聞くけど実際どうなの?」
と思っていても実際に離婚をした方から話を聞くのは、どうしてもためらってしまいますよね。
この記事では、沖縄移住を考えている方に向けて「離婚して沖縄移住を決めた場合のポイント」と「沖縄移住後に離婚しないためのポイント」を解説します。さまざまな事例を知っておくことで、人生の選択をするときのリスク軽減につながりますよ。
あなたが望む沖縄移住に向けて、ぜひ参考にしてくださいね。
離婚して沖縄移住を決めたケース
離婚後に沖縄移住をした方は、どのようなポイントに気をつけていたのでしょうか。3つの事例をもとにご紹介します。
ケース1:シングルマザーとして沖縄移住した女優の田中律子さん
90年代からドラマに引っ張りだこだった女優の田中律子さんは2012年に離婚し、シングルマザーとして沖縄県恩納村へ移住しました。
沖縄移住への決断に時間はかからなかったようです。
海をこよなく愛する田中律子さんは、「サンゴを守ることが海への最大の恩返し」と考え、沖縄移住を決断しました。現在は沖縄に住みながら、NPO法人「アクアプラネット」の理事長としてサンゴの保護活動を行っています。
さらに沖縄のほかの地域の観光大使にも選ばれています。自宅2階にはヨガスタジオを設置し、SUP(サップ)ヨガインストラクターとして活躍されていますよ。
参考:「恩を返したい」田中律子が離婚直後に沖縄・恩納村へ移住を決断したワケ
ケース2:離婚して東京から沖縄移住したきたじまさん
YouTubeで活動しているきたじまさんは、離婚をきっかけに5歳の息子さんとともに沖縄移住をしたシングルマザーです。現在オンラインで管理栄養士の仕事をしているため、住む場所に制限がありません。
「どこからでも仕事ができるなら、大好きな沖縄がいい」と思い、沖縄移住を決断しました。
息子さんがまだ小学校に通っていないこのタイミングだからこそ、沖縄移住を決められた、とも語っています。どこに住んでいようと良い点、悪い点はあります。
一度きりの人生ですから、きたじまさんのように住みたいところに住みたいですね。
ケース3:離婚後に沖縄移住した男性保育士のはやてさん
新潟出身26歳のはやてさんが離婚を決めたころ、勤めていた会社にも違和感を抱いていました。良い機会だと思い、沖縄県浦添市への移住を決めました。
浦添市を選んだ理由の一つは、県外保育士に対する充実した補助金制度です。
はやてさんの場合、社会福祉協議会から40万円、浦添市から20万円の補助金、さらに家賃補助まであるので、経済的な不安はほとんど感じなかったと思われます。
ただし時期や市町村によって補助金制度の内容は変わる可能性がありますので、沖縄で保育士資格を活かしたい方は最新の情報を調べると良いでしょう。
参考:26歳男性が単身沖縄移住!沖縄移住者への補助金がすごい!?
離婚してから移住する場合のポイント
離婚してから移住する場合のポイントは4つあります。ぜひ参考にしてくださいね。
子育て環境の確保
お子さんを連れて沖縄に移住をする場合、「子育てしやすい地域なのか」も大切なポイントですよね。
など検討すべき点が多いです。
しかし後悔しないためにも入念に下調べしておきたいポイントですね。
住居の確保
自分の中でたとえ100点満点でなくても70点以上だと思う物件があれば、内見なしで契約すると良いでしょう。
なぜなら沖縄では物件を借りたい人に対し、賃貸物件そのものが少なすぎるからです。そのため「いいな」と思う物件があれば、申し込みましょう。
「実際に住んでみて合わないと感じたら次の家を探そう!」くらいの意気込みでいることをおすすめします。
お金(貯金と仕事)の確保
移住にともなう費用の確保が必要です。
繁忙期には引越し費用だけで単身だと約30万円、家族がいると約46万円かかる場合もありますよ。
参考:東京都から沖縄県への引越し料金相場・必要日数と格安で引越しをする方法
など沖縄移住時には引越し費用以外にも出費が増えます。多く見積もるくらいで良いでしょう。
さらに沖縄での仕事の確保も欠かせません。早めに沖縄で転職活動をするか、オンラインで完結する仕事で生活できる状況があると安心ですね。
沖縄移住後に離婚に悩んでしまったケース
つづいて沖縄移住後に離婚に悩んでしまったケースをみていきましょう。
離婚しないためのポイントを頭のかたすみに入れておくと離婚を回避できるでしょう。
ケース:子どもをどこで育てるか意見が異なる新婚夫婦
互いに25歳で、子どもをどこで育てるかの意見が合わず離婚をするか帰路に立たされている夫婦のケースです。
旦那さんの出身地の沖縄に移住し2年が経過したころ、はじめてふたりで子育てについて話をしました。
旦那さんは沖縄で子育てをしたいと考えている一方、この悩みの投稿者である奥さんは地元愛知県で子育てをしたいと、意見が全く合いません。
当初奥さんは沖縄移住を楽しみにしていました。
しかし移住して2年、フタを開けてみると利便性の低さ、給料水準、生活環境の悪さなど理想と現実は大きくかけ離れていたようです。
旦那さんの給料は子育てができるくらい十分といえるほどではなく、金銭的にツラければ親に頼ればなんとかなると旦那さん自身は考えてしまっている始末です。
離婚するか、子供はあきらめて沖縄に住みつづけるか、日々投稿者さんのあたまを悩ませています。
参考:最近籍を入れた新婚です。将来性の違いでもう離婚の話が出ていま… – Yahoo!知恵袋
沖縄移住後に離婚しないためのポイント
移住し生活環境の変化に馴染むことができないと、精神的なストレスを感じやすくなります。日頃の夫婦のコミュニケーションが十分でないと、離婚を招きかねません。
夫婦で移住生活を楽しんでいくために、離婚は未然に防ぎたいものですよね。沖縄移住後に離婚しないためのポイントを3つあげました。ぜひ参考にしてくださいね。
勢いだけで移住を決めない
自分もしくはパートナーの意見だけで強引に推し進めて、沖縄移住するのは避けましょう。移住を後悔する可能性があるだけでなく、すれ違いによる離婚への一歩となりかねないからです。
移住先が「商業施設の多い都市部なのか、自然が多い地域なのか」でメリットデメリットも変わってきます。2人で話し合い、思い違いを防いでくださいね。
移住生活へのイメージ共有を欠かさない
移住前も移住後も、「どのような生活をしたいのか」イメージを共有することも大切です。理想と現実の間にはどうしてもズレがあるためです。
移住後の生活をどのように考えているのか定期的に話し合っておくと安心ですね。
- 今後どのような生活をしたいのか?
- 子どもが欲しいのか?欲しくないのか?
- 移住後の心配ごとは何か?
日頃からお互いの考えをすり合わせることで、「なんでもっと早く教えてくれなかったの?」なんて言葉がパートナーの口からこぼれることもないでしょう。
サードプレイスをつくる
パートナー以外の人と話をする機会をもつと良いでしょう。地域の社会人サークルやSNSで同じ地域への移住者とのつながりをもってみると、「意外に移住も悪くない!」と思えるかもしれません。
移住先にオフライン、オンライン問わずコミュニティがあるか、先輩移住者がいるか探してみましょう。あなたの心に寄り添ってくれる存在を見つけてくださいね!